・キッチンにモノが溢れかえっている・・・
・断捨離してスッキリさせたいけど、何から手をつけたらいいかわからない
・綺麗に整った使いやすいキッチンにしたい
こういった疑問に答えます。
この記事を書いているわたしは断捨離歴3年。
ズボラだからこそ、家事を楽にする方法を徹底的に研究して今の形に行きつきました。
断捨離や家事の効率化で生まれた自由時間でブログを始めました。
夫婦でシンプルライプ実践中です。
1.キッチンの断捨離をするメリット
作業スペースが広くなる
日本のキッチンは海外に比べると、どうしても狭めですよね。
特に都会のマンションともなると、スペースはより限られてきてしまします。
限られた貴重なスペースを有効に使うためにも、キッチンの断捨離はとてもおすすめです。
モノが減れば、スペースを広く使えるようになり、料理の効率もUPします。
また、ご家族がいる場合、キッチンのスペースにゆとりが生まれると
一緒に作業しやすくなり、家族の料理への関与度も高まるかも。
「見つけやすい、取り出しやすい、片付けやすい」で散らからないキッチンへ
モノが少なくなれば、「どこにしまったっけ?」といったことがなくなり、
必要な時に必要なモノをすぐに見つけることができます。
また、ぎゅうぎゅう詰めの棚の奥深くから、必要なモノを取り出すのはとても大変。
「取り出すの大変だし、今はやめておこう」と敬遠してしまったり
「手前にあるのでいっか」とか、いつも同じモノばかり使っているうちに
存在を忘れてしまったモノ、ありませんか?
収納にゆとりがあれば、使いたい時にサッと取り出すことができます。
同じように、使い終わったアイテムを、またぎゅうぎゅう詰の棚にしまい込む・・・
考えただけで、後片付けが億劫になってしまいますよね。
モノの量と収納を最適化し、定位置を決めることで
「使ったら戻す」を無理なく習慣化できます。
これはキッチンに限らず、家中どこにでも言えることです。
掃除が楽になる
モノが多いと当然ながら綺麗を保つのも大変!
何もないところを拭くだけなら、数十秒で済みますが
モノがたくさん置いてあると、いちいち寄せて掃除しなければなりません。
また、置いてあるモノ自体を洗ったり拭いたりという手間も発生します。
そう考えるとモノが少なければ少ないほど掃除のハードルもぐっと下がりますよね。
よく使うアイテムや調味料をおしゃれにディスプレイしているキッチンにも憧れますが、
毎日料理していればきっと油汚れなども溜まるはず・・・
残念ながら、毎日それらを一つ一つ掃除するまめさは持ち合わせていないので、
我が家はワークトップには基本的に何も置かないように心がけています。
どうしても出しておきたいもの(我が家の場合はラップ)は
磁石で壁にくっつくタイプのケースを愛用中。
2.手放して良かったキッチングッズ
水切りカゴ
✔︎手放した理由
・とにかく場所をとる!
存在感ありすぎですし、どうしても生活感が滲み出てオシャレじゃない。
・意外と汚れがたまる
水切りカゴって、けっこう水垢やヌメりが溜まりがちですよね。
洗い終わった綺麗なお皿を置いているだけなのに・・・
✔︎手放したことによるメリット
・作業スペースが広くなった
水切りカゴがないだけでキッチンがとても広くなります。
狭いキッチンの中でどれだけのスペースを占めていたか・・・改めて感じました。
その分料理を広々と楽しむことができるようになりました。
・カゴ自体の掃除が不要になった
実家暮らし時代やひとり暮らし時代も使用していて、
あるのが当たり前と思っていましたが、
思い切って手放してみて意外と困らないことに気づきました。
むしろ掃除のストレスから解放されたメリットの方が大きかったです。
✔︎代替案
・吸水マット
⇨水切りかごを手放した当初は吸水マットを使用していました。
ニトリ、100均、その他お皿を立てられる溝がついたものなど、
色々あるのでお好みで。
現在は主に食洗機を使っているのでマットも不要になりました。
グラスなど食洗機で洗えないものは、洗い終わったらワークトップに直置き、
すぐに拭いてしまうようにしています。
ふきん類
✔︎手放した理由
・衛生面が気になる
食器を拭くクロスやワークトップを拭くためのふきんは
干していても生乾きのことも多く、衛生的に保つのが難しい。
・除菌したり、洗濯したり、管理が面倒
✔︎手放したことによるメリット
・食器用、台拭き用など用途別に複数枚用意していたふきん類がなくなったことで
キッチンの空間がスッキリしました。
・ふきん類を使わなくなり、洗濯物が減りました。
たかが、ふきんと思われるかもしれませんが、塵も積もれば山となる。
1つ1つの小さな削減が、シンプルライフに繋がっていくのです。
✔︎代替案
・スコッティの「洗って使えるキッチンペーパータオル」
布のような丈夫さと、紙のような吸水性を持つペーパータオルです。
見た目は普通のキッチンペーパーみたいな感じですが
とても丈夫なので、水洗いしてぎゅっと絞ることができます。
何度か洗って使用できるので、我が家でが1枚で
食器⇨シンク周り⇨ワークトップ⇨コンロまわり⇨キッチン壁⇨床まで
拭いて使い倒して捨てています。
キッチンマット
✔︎手放した理由
・必要性を感じておらず元から使っていなかった
(「手放した」という見出しからはズレますが・・・)
・汚れがたまる
・洗濯が手間
✔︎手放したことによるメリット
・何も敷いていなければ、汚れてもサッと拭けます。
布製のマットを敷いていると、染み込んでしまい、洗濯しなければ落ちません。
ビニール製のマットもあるようですが、それならフローリングのままで問題なくないですか?すぐに拭けば床材が痛む心配もないと思います。
・我が家ではお掃除ロボットを愛用しています。
最近のお掃除ロボットは賢いのでマットの上も掃除はしてくれますが、
何もなくフラットな床の方がよりスイスイです。
・洗濯が不要
マット類はかさばるので、洗濯も大変なはず。
特に強いこだわりがなければ断然、捨てることをオススメします。
✔︎代替案
・結論、やっぱりキッチンマットは不要!
ちなみに我が家は夫がハウスダストアレルギーなのもあって
キッチンマットに限らず、玄関マット、トイレマット、バスマット、ラグなど
ダニの温床になる敷物類は基本的に敷いていません。
もう3年近くこの生活をしていますが、特に困ったこともなく、
お掃除ロボットが家中スイスイ掃除してくれるので、むしろ快適です。
来客用の食器、使っていない食器
✔︎手放した理由
・使用頻度が低い割に収納スペースを取る
・「いつか使うかも・・・」など滅多にない「いつか」より、
毎日の生活の快適さを重視したい
・結婚式の引き出物や貰い物など、気に入っていないけど捨てづらいモノが溜まってしまった
✔︎手放したことによるメリット
・食器棚に余裕が生まれた
来客時にしか使わない食器、可愛いけど使い心地がよくない食器、
シーズンものの食器、頂き物の食器などなど。
なんとなく捨てられずにいた食器類を思い切って手放してみたところ
食器棚に余裕が生まれ、よく使うスタメン食器が格段に取り出しやすくなりました。
・すべてお気に入りの一軍だけにすることで、愛着がわき、食器棚を見ていてテンションが上がります。
お気に入りの一軍食器だけを厳選できたら、オープンラックで見せる収納にしてもいいですね。
見せる収納は綺麗を保つ意味でもおすすめです。
✔︎代替案
・来客時は紙皿を使用する
ホームパーティーなど大人数の来客がある時には、手持ちの食器では足りなくなるので
紙皿など使い捨ての食器を使用しています。
最近は紙皿もおしゃれなモノが沢山あるので、パーティーのテーマやその時の気分でテーブルコーディネートを変えてみるのも楽しいですね。
使い捨てだと後片付けも楽ちん。
ゲストもに気を使わせず楽しんでもらえます。
・未使用の食器は人に譲るor売る
中には引出物でもらってけど、箱に入ったまま使っていない。
というケースもあるのではないでしょうか?
未使用の場合や状態が良いものは、必要としている人に譲ったり
メルカリなどフリマサイトで販売するのがおすすめ。
断捨離でキッチンをスッキリさせつつ、お小遣いの足しになったら
一石二鳥ですよね。
三角コーナー
✔︎手放した理由
・こちらもキッチンマットと同様に、元々持っていませんでした。
必要性がわからない。
✔︎手放したことによるメリット
・シンクがスッキリする
三角コーナーは存在感と生活感の塊です。
なくなると見た目もスッキリしますし、シンクの掃除のしやすくなります。
・三角コーナーの掃除も不要になる
生ゴミを入れるという用途上、どうしても臭いや汚れが気になるところ。
思い切ってなくしてしまえば、面倒な掃除から開放されます。
✔︎代替案
・ポリ袋
生ゴミは都度、小さなポリ袋に入れて、燃えるゴミに捨ててしまいましょう。
また。
私自身は使ったことはありませんが100均などで「水切りゴミ袋」というものも売っているらしいです。
自立型で、底面がメッシュになっているなど、使い捨ての三角コーナーといったイメージのようですね。
・24時間ゴミ出し可能な物件に住む
我が家のマンションは24時間ゴミ出し可能です。
ゴミの収集日を気にする必要もなく、こまめに燃えるゴミと一緒に捨てているので、
臭いが気になるということもありません。
・ディスポーザーを導入する
ちなみに今の家にはディスポーザーが付いているので、排水溝にそのまま流せてとても便利です。
もし引っ越す機会があれば、ディスポーザー付きの部屋を検討するのもありだと思います。
・冷凍する
とはいえ、すぐに引っ越しするのは難しいのが現実だと思います。
ゴミの収集日などの都合でどうしてもすぐに捨てられない場合は
冷凍庫で冷凍してしまうと良いらしいです。
臭わず、コバエやゴキブリなど害虫のリスクも減らすことができます。
3.モノを増やさないコツ
定数化
家族構成や使用頻度から、必要な数を検討しルール化します。
まずはどれくらいの量を持っているのか、すべて取り出してみて現状を把握します。
そして、今の家族構成やライフスタイルをふまえてベストな数を決めましょう。
例えば我が家の場合
お茶碗×2、汁椀×2、平皿(大)×4、平皿(中)×4、平皿(小)×4、サラダボウル×4、小鉢×8
といったように、必要な食器の種類と数を決めています。
必要以上に持たないようにすることで、洗い物も溜め込まず、こまめに洗うようになりました。
定数化しておくことで、「安いからつい・・・」「可愛いからつい・・・」
といった衝動買いも防止できます。
1 in 2 out
新しくモノをむかえるときは、今あるモノを2つ手放しましょう。
よく聞くのは1in1outだと思いますが、できれば2outをおすすめします。
なぜなら試供品やおまけ、貰い物など、自分で買っていなくても
知らず知らずうちに家に侵入してくるモノが意外と多いからです。
少し厳しように感じるかもしれませんが、1in2outを心がけていた方が
結果としてモノの量を最適に保つことができます。
(メンタリストDAIGOさんの著書「人生を思い通りに操る片づけの心理法則」でも書かれていました。)
また、1in2outを守るためには
新しいモノを買うときは、1つで2役こなせるモノか、
今あるモノを2つ手放してでも欲しいモノか、という基準で吟味する必要があります。
その過程で必然的にキッチンが、使いやすいアイテム、お気に入りのアイテムだけに
洗練されていきます。
キッチングッズには便利なものがたくさんありますが、
用途が限定されているものも多いです。
便利だからといって全て揃えていたらキリがありません。
1つで複数の用途に使えるものや使用頻度の高いものだけに厳選しましょう。
ちなみに我が家で愛用しているのが、無印良品のシリコーン調理スプーンです。
これひとつで炒める、すくう、盛り付ける、などゴムヘラとしてもちょっとしたオタマとしても使えて重宝しています。
収納は8割ルール
しまう場所があるからといって収納に甘えてはいけません。
めいっぱい詰め込まず、余白を大事にしましょう。
私たちはつい収納スペースいっぱいにぴったり収納するのが収納上手と思いがちです。
でも、ぴったり隙間なく収納されているよりも
余裕があった方が取り出しやすく、しまうのも楽です。
片付けが楽だとモノを出しっぱなしにすることもなくなり、
結果として散らかりにくくなります。
スペースがあるからといってギリギリまでモノを増やすのではなく
8割を目安に、それ以上は増やさないように意識しましょう。
余白があると見た目もスッキリし、必要なモノが探しやすくなります。
見える部分だけでなく、見えない収納棚の中もスッキリさせて
使い勝手の良いキッチンを目指していきましょう。